2009年10月19日月曜日

サバティカルで思ったこと

サバティカルのため六本木に来て、5ケ月が過ぎました。管区長さんや、院長さん、共同体の兄弟の配慮に感謝しています。今、サバティカルを使って10年以上の病院での臨床経験のまとめとして哲学からの論文を書いています。病身でこの年齢ですから、ちょっときついです。
それで、書きながら思い出したことの一つに、以前大阪生野での毎月の地区の集まりで、兄弟・切江さんから言われたことがありました。 実は、地区集会で、病人とのかかわりの私の体験談を時々話していたのですが、それを本にしてほしいと言われたのです。多分日本管区の兄弟の平均年齢も上昇するばかりで、これから自分も含めて病気になったときの兄弟のことを考えると、私の体験談も参考にしたいということだったと思います。そのとき、切江さんに私は本など書く能力はないと答えました。
imageしかし今、メールのOFMニュースでなら簡単な体験談、感想を書けると思います。それで、これから毎月一回、「生と死の医療現場で考えさせられたこと」というテーマで記事を載せさせていただきたいと思います。多分、つまらない体験、こんなこと自分は知っていると思われるでしょう が、兄弟の皆さんと「生と死の問題、病人の問題」を一緒に考える機会となればありがたいです。
六本木修道院 藤原 昭

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